こんにちは、看護師のKです。
これからの季節、強い日差しの日は特に、紫外線による日焼けが気になりますよね。
日焼けと言うと、肌の日焼けを思い浮かべる方が多いと思いますが、目も紫外線によってダメージを受けます。そのことを「目の日焼け」と表現することがあります。
☆主な症状☆
紫外線を浴びて角膜にダメージを受けると、強い目の痛みや充血などの症状が出ます。これらは、紫外線を浴びた直後ではなく、数時間後に起こるとされていて、通称「雪目」と呼ばれています。
他にも、目がしょぼしょぼして見えづらい、涙が止まらない、痒いなどの症状があります。
☆紫外線によって起こる目の病気☆
【急性疾患】
・結膜充血:白目の充血
・紫外線角膜炎:紫外線を浴びた日の夜に強い痛みが出ます。
【慢性疾患】
・白内障◆
・黄斑変性症◆
・瞼裂班◆
・翼状片
◆は、加齢が主な原因とされている疾患ですが、根本的な原因が解明されておらず、紫外線も数ある原因の1つとされています。
☆対処方法☆
①目を休ませる:目が炎症をおこした時は、まずは目をゆっくり休ませてあげましょう。しばらくは目を閉じて、コンタクトレンズを装用している方は外しましょう。冷たいタオルを目の上にのせて冷やすのも効果的です。
②眼科を受診する:目を休ませても症状が治まらない場合は、早めに受診し、適切な処置を受けることが望ましいです。
③紫外線対策をする:日傘や帽子で日焼け対策をしましょう。さらに、UVカット加工の施されたサングラスを使用しましょう。
※4~9月は、1年の中でも最も紫外線量が多い時期ですので注意しましょう。また、上記の症状でお困りの方は、お気軽に当院へご相談下さい。