8月に入り、夏本番の暑さが続いていますね。
皆様はいかがお過ごしでしょうか?
視能訓練士のWです。
7月26日に小学生を対象とした「第二回 キッズ眼科お仕事体験イベント」を
開催しました。当院では去年に引き続き第二回目の開催となりました。
今回は8組の家族の方が参加してくださり、元気で楽しいイベントになりました。
今回もイベントの様子を紹介します。
当院に到着したお子さんたちから順番に白衣に着替えてもらい、
問診表や体験イベントで重要となる「今日、受診した主訴」の紙を引いてもらいました。
(症状:ドライアイ、充血など)
席に着いたら開会式です!
❀事務長による開会の挨拶❀
❀〇×クイズと問診表の記入体験❀
〇×クイズでは眼に関するクイズをお子さんと一緒に目に関する知識を深めました。
問診表の記入では、受付時に引いてもらった「今日、受診した主訴」をもとに
親御さんに患者役をしてもらい、お子さんが検査員役としてコミュニケーションを取りながら問診表の記入をしてもらいました。
その後から【受付】【検査】【診察室】【手術室】の4つのブースに分かれて体験開始です!
❀受付❀
受付ではお会計体験、お薬の受け渡しの体験をしてもらいました!
お会計体験では、お子さん自身で点数の計算をして親御さんに患者さん役をしてもらい
実際にレジを使用してお金の受け渡しをしました。
お薬の受け渡し体験では、親御さんに患者さん役をしてもらい問診表をみながら
その人の症状に合った目薬の選択、目薬・内服の説明、お渡し、
目薬のさしかたの説明をしました。
❀検査❀
検査では視力検査体験、屈折検査と眼圧検査、角膜内皮細胞検査体験をしてもらいました!
視力検査体験では、お子さんたちが検査員になりきり親御さんの視力を測りました。
屈折検査と眼圧検査、内皮細胞検査体験では、実際に当院の検査機器を触ってもらい、
実際に私たちがしている患者さんへの検査機器の説明もしてもらいながら親御さんの
屈折や眼圧検査、内皮細胞を撮影する体験をしてもらいました。
❀診察室❀
診察室では、診察体験とロービジョン体験をしてもらいました!
診察室では「今日、受診した主訴」をもとに親御さんに患者さん役をしてもらい、
お子さんには医師になりきって普段診察で使用している細隙灯顕微鏡を覗いて
親御さんの眼の状態の確認もしてもらいました。
ロービジョン体験では、視力や視野が低下した状態での歩行や見え方の体験を
してもらいました。
白内障では視力低下した見え方をシュミレーションして机にある飴を見つけてもらいました。
緑内障では視野が狭くなる見え方をシュミレーションして歩いてもらったり、時刻表などの見え方の体験をしてもらいました。
実際にロービジョンの方が使用しているアプリ(文字の読み取りや人の顔の認識ができる)を紹介しました。
❀手術室❀
手術室では注射や聴診器、血圧体験、車椅子体験をしてもらいました!
採血や血圧の体験では、聴診器を使って親御さんの胸の音を聴いたり、脈拍測定もしました。血管の模型を使用した採血検査もしました。
車椅子体験では、親御さんが乗った車椅子を押してもらって移動したり、自走式車椅子に乗って自分で車椅子の後輪についているハンドリムを操作して動かしてもらう体験をしてもらいました。
体験終了後には記念にチェキ撮影をして、修了証や参加賞を渡し、閉会式をしてお仕事体験イベントの終了です!
最後はスタッフと皆さんと集合記念撮影をしました。
皆さんからの「楽しかった!」の言葉が聞けて、スタッフ一同嬉しい気持ちです。
また皆さんと会えることを楽しみにしています。
今回の体験が夏休みの素敵な思い出になるとともに、眼科のお仕事がお子さんの将来なりたい職業のひとつになればいいなと思います。
今回は暑い中参加していただいた8組のお子さん、保護者の皆様ありがとうございました!参加賞にご協力いただいたクーパービジョンさんSEEDさん心より感謝申し上げます。