こんにちは。やまぐち眼科受付のYです。
先日アレルギー性結膜炎とドライアイの関係性について大塚誠製薬さんによる勉強会がありました。
アレルギー性結膜炎は痒み、ドライアイでは乾燥・痛みが特徴的な症状でどちらも独立した疾患ですが、
両症状を同時に発症する人もいます。
アレルギー性結膜炎に合併するドライアイの多くは涙液の減少ではなく、粘膜上皮の異常が主な原因です。
粘膜異常とは、角膜や結膜の上皮から粘膜の性質が失われていく変化のことで、
乾燥や摩擦などの刺激を受けやすくなります。
眼表面における粘膜異常を治すことが症状改善に繋がります。
粘膜異常の治療がドライアイに有効と証明したのが大塚製薬さんのムコスタ点眼液だそうです。
ムコスタ点眼液は、従来の涙液を補充する治療とは異なる新しいドライアイの治療を可能にしました。
当院でも処方してますので、心配な方は一度受診してみてください。