日増しに寒くなってきましたね。今年も残すところ1週間ほどとなりました。
皆さん、年末年始はどのように過ごされますか?大掃除はされましたか?
今年の汚れは今年のうちに!と思いつつ、掃除となると腰が重くなる受付のMです。
大掃除といえば、いろいろな洗剤を使いますよね。お掃除中に洗剤が目に飛び散る事もあるでしょう。
そこで今日は、目に洗剤などが入った時の対処法をお話します。
まずは、すぐに洗い流すことが大事です。
点眼や洗眼液ではなく、水道水などの流水で十分に目を洗ってください。痛いと思いますが、しっかり目をあけて10分以上は洗いましょう。その際、目はこすらないように。
目に入った洗剤が、キッチンハイターやカビキラーなどアルカリ性の場合は、より注意が必要です。
化学物質が目に入ると、目の表面に炎症を起こすのですが、アルカリ性の場合は浸潤しやすいので、表面だけではなく内部にまで障害をもたらす事があります。
処置が遅れると、角膜上皮が再生されず、角膜が白く濁って視力障害が残る場合も。
ハイターやカビキラーの他にも、コンクリーや石灰なども強アルカリ性なので、お仕事で使われる方は気を付けてください。
しっかり目を洗い流した後は、早めに眼科受診を。
また、「以前もらった目薬がちょうどあった!」と古い目薬をさしたり、ご家族が使っていた目薬をさしたりすることはやめましょう。一度開封した目薬の使用期限は、およそ1ヶ月です。年末のお片付けの一環で、古い目薬は処分しましょう。
年末年始、目にトラブルが起こらないよう、気を付けてお過ごしくださいね。