緑内障に対するレーザー治療(SLT)

こんにちは看護師のYです。

木々が色づき紅葉の綺麗なシーズンになりました。

美しい景色を見て癒されるのもよいのではないでしょうか?

 

目薬の数が増えて管理するのに困っている、目薬をきちんと使っているのに

なかなか思うように眼圧が下がらず悩んでいる方はおられませんか?

そんな方にお勧めできる治療法としてSLT(選択的レーザー繊維柱帯形成術)があります。

 

緑内障とは目から入ってきた情報を脳へと伝達する視神経という部分が傷害され、

視野が狭くなってしまう病気です。

失われてしまった視野を回復させることはできず、進行を抑制することが治療になります。

眼圧(眼の中の圧力)が高いと視野障害は進行します。つまり緑内障の治療とは眼圧を下げることです。

眼圧に大きな影響を与えているのが眼の中で作られている水で房水といいます。

房水は毛様体から産生され、繊維柱帯という出口から眼の外に出ていく事で眼圧を維持しています。

この房水の出口に異常があると眼圧が上昇します。

繊維柱帯とはスポンジの様にメッシュ状の立体構造をしています。メッシュの隙間にゴミが詰まっていると

水が通過しにくいように、繊維柱帯も沈着物質によって隙間が狭くなっていると房水の流れが悪く眼圧も高くなります。

そこで今回紹介するSLTとは特殊なレーザーを繊維柱帯に照射し、隙間を広くすることで房水の流れを良くし

眼圧を下げるという治療です。

 

SLTの対象となる方は以下のような方です。

・開放隅角緑内障 ・正常眼圧緑内障

・点眼するのが困難、または数が多く管理が難しい。

・点眼を忘れやすい。

・点眼だけでは眼圧が十分に下がらない。

 

個人差はありますが、約7割の方に効果が出ていると言われています。

当院でも外来にて施術可能な処置です。

継続的な治療が困難な方、お薬の数が多く管理、使用が難しくお悩みの方等でSLTに興味がある方は

お気軽に当スタッフへご相談ください。

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