日々、秋の気配を感じるようになりました。
夏の疲れは出ていませんか?
受付のFです。
今回は、紫外線が原因と言われている『翼状片』についてのお話です。
翼状片とは、結膜の下にある細胞が異常に増殖し、目頭の方から黒目(角膜)にかけて三角形状(翼のような形)に増殖細胞が入り込んでくる病気です。
コブが出来たように腫れますが、悪性ではありません。
痛みは感じませんが、症状が進んでくるとゴロゴロしてきたり、角膜が歪むことで乱視を引き起こしたりします。
更に進行すると、裸眼視力だけでなく、矯正視力も低下してしまいます。
再発する可能性もありますが、手術をすれば、ゴロゴロとした違和感もなくなり、視力の回復も望めます。
手術後は一定期間ですが、痛みや異物感があります。
また、術後半年ほどは点眼薬にて治療が必要です。
当院でも、日帰りで翼状片手術を行っています。
症状の進行具合にもよりますが、手術は45~60分ほどで終わります。
術後は眼帯を着けるので、手術当日は車の運転が出来ません。
気になる方はまずは診察を受けましょう。
紫外線は、夏だけではなく、曇りの日など年中対策が必要です。
お肌に日焼け止めを塗るように、眼も帽子やサングラスなどを活用して、紫外線から守ることが大切です。
毎日鏡を見るときなど、セルフチェックをしましょう!