ハードコンタクトってどんなレンズ?

皆さんこんにちは。看護師のBです。じめじめする季節がやって参りました。雨が多くなるとどんよりした気持ちになりがちですが、お気に入りのレイングッズなどを手に入れて楽しく夏の到来を待ちたいと思っている夏大好きアラフォーです。

 

先日、サンコンタクトさんにハードコンタクトについての勉強会をして頂きました。以前のものもブログへ掲載していますのでそちらも合わせて御覧下さい。

ハードコンタクトに特化したメーカーということもあり、ハードの特徴や適応、合わせ方について詳しく説明して頂き、とても学びの多い時間となりました。

 

ハードコンタクトはソフトコンタクトに比べて直径が小さく、出し入れはわりと簡単と言われる方もいらっしゃいますが、素材が硬い為、慣れるまでは異物感を感じやすいという特徴もあります。

ですが、強度近視や強度遠視、乱視が強い方などに適応出来る幅広い度数展開があることや、瞬きのたびに動くため、涙の交換がスムーズで角膜への酸素供給量が多いこと、目に異常があった時に痛みや異物感などを感じやすい為、異変に早く気付けるという利点があります。安全に使用するためにはとても大事なことですよね。

そんなハードコンタクトの処方にとって一番重要なことは、ご自身の目のカーブ(ベースカーブ)に合っているかどうか、フィッティングが良いかどうかということです。目の丸みには個人差があり、緩やかなカーブの人もいれば、きついカーブの人もいます。合っていないレンズを使用し続けると、角膜に傷が出来てしまうこともあります。

 

当院ではデータからの判断はもちろん、患者さんの装用感などをお聞きし、しっかりフィッティングを確認しながら処方させて頂いています。基本決められたベースカーブの中から選ぶことにはなりますが、今回のサンコンタクトさんのようにメーカーによっては既製品にさらに加工を施すことも出来、より本人の目にあったハードコンタクトを作成することが可能です。

ちなみにハードコンタクトの交換時期は2~3年と言われています。問題なく使用出来ているからと言って5年、7年と同じ物を使用しているという方もいらっしゃるかもしれませんが、知らないうちにレンズが劣化しているということもありますので、定期的な検診をおすすめします。

 

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