いつしか秋も深まり、木々の彩にも変化を感じられ目を楽しませてくれます。日差しも和らぎ過ごしやすくなりした。
視能訓練士 Tです。
最近夕方など日差しは弱いのに、まぶしさを感じてしまうのは私だけでしょうか?
秋の紫外線量は夏に比べると6~8割に減少していますが、侮ってはいけないようです。
まず地表に届く紫外線にはA波・B波がありますが、そのうち 95%を占めるA波は冬でもほとんど変わらないとか。
しかも太陽の位置が夏よりも下がるため、夏よりも目に入り込む紫外線量は増えます。
では目に影響は?
いろいろな障害がありますが、レンズの役割をする水晶体に吸収されて蓄積し、蛋白質が白く濁ってしまう白内障もその一つです。
予防としては濃いサングラスをかければいいのでは?
濃くても紫外線カットがないサングラスでは瞳孔(黒目)が大きくなりかえって紫外線が多く入るだけに…
また可視光線は網膜まで到達します。こちらを保護するレンズはカットしたい波長の色や濃さにより変わってきます。
せっかくの予防が選択を間違うと効果がなくなってしまいますね?偏光レンズや遮光レンズなど、まぶしさを軽減させるレンズがあります。気になる方は検査の時にお気軽にご相談下さい。