多焦点眼内レンズの種類や特徴についての勉強会がありました。

こんにちは。看護師のKです。

先日あった勉強会のお話をさせていただきます。

白内障の手術は、濁った水晶体を取り除き、代わりに人工の眼内レンズを挿入します。眼内レンズには、いくつかの種類があり、目の状態やライフスタイルに合ったものを選択することで術後の生活の質を高めることも期待できます。

当院では、遠方や近方などの1か所に焦点が合う単焦点眼内レンズ。3焦点型ー40㎝・60㎝・遠方(3m以上)の3点に焦点が合うレンズと、焦点深度拡張型ー中間から遠方が全体的に見えるレンズの、2種類の多焦点眼内レンズを、現在取り扱っています。

他にも、当院ではまだ取り扱っていませんが、Johnson & Johnsonさんから発売されている多焦点眼内レンズは連続焦点型といい、近方から遠方まで連続的に焦点が合うレンズだそうです。

多焦点眼内レンズは、焦点が複数合うので、比較的メガネの使用頻度が減ると言われていますが、必要に応じてメガネを使った方が良い場合もあります。また、単焦点眼内レンズと比べるとコントラスト感度が落ちることや、夜間に光がまぶしく見えるので、夜の運転をよくされる方には適さない等のデメリットもあるので、特徴をよく理解してレンズを選択して頂くことが大切です。

Johnson & Johnsonさんから頂いた分かりやすい表を載せますので、参考にしてみてください。

※白内障手術後の眼内レンズについて、迷われていたり、気になることがある方は、遠慮なく当院スタッフにご相談下さい。

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