多焦点眼内レンズが新しく増えます!

暖かい春風が心地よい季節になってきましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。視能訓練士のTです。

先日、もうすぐ2歳になる息子と桜を見に行きました。

「さくら!ピンク!」と言ってそのまま食べようとしていたので、慌てて止めました。

そのあとは「おいちいね~」と言いながら、ご飯をむしゃむしゃ食べていました。まさに花より団子ですね。

 

 

当院では4月から3種類の多焦点眼内レンズが追加になります。もともとは2種類の取り扱いだったので、5種類になることでより細かいニーズにも対応できることかと思います。

先日、スタッフの勉強会があったので、そのうちの2種類のレンズについてお話させてください。

 

《ビビネックスジェメトリック・ジェメトリックプラス》(HOYA社)

こちらの眼内レンズは日本企業発になります。やはり日本企業のほうが安心という方もいるかと思います。

レンズの仕様としては、回折型3焦点と言って、遠方、約75㎝、約35㎝の3か所にピントが合います。

さらにコントラスト感度の低下が起きにくいです。(コントラスト感度の低下=明暗や色の差がわかりづらくなってしまうこと)

多焦点眼内レンズはどれもコントラスト感度の低下が起きることが多いです。

ただ、このレンズは目に入ってくる光の利用率が高いため、コントラスト感度の低下をかなり抑えることができます。

 

《クラレオン ビビティ》(Alcon社)

こちらの眼内レンズのレンズの仕様としては、波面制御型と言って遠方から約70㎝まで連続的にピントが合います。

最大の特徴はハロー・グレア現象が少ないという点です。ハロー・グレア現象というのは夜間に光を見たときに光の輪が見えたり

ぼわっとにじんで見える現象のことです。

このハロー・グレア現象は、どの多焦点レンズを入れても起きる現象ですが、このレンズは単焦点レンズと同程度に抑えられています。

夜間の車の運転が多い方には特におすすめです。

 

ただこれらの多焦点レンズも人によって向き不向きがあります。

その場合は単焦点レンズを入れて、見えない部分は眼鏡で補うようになります。

自分はどんな眼内レンズが向いているか気になる方は遠慮なくスタッフにお尋ねください。

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