皆さんこんにちは。
もうすぐ梅雨があけて暑い暑い夏がはじまりそうですが、いかがお過ごしですか?
最近はスマホやパソコンなど近くを見る時にピントが合いにくくて困っている
受付のアラフィフMです。
先日ジョンソン&ジョンソンさんによる多焦点眼内レンズテクニスシナジーの
勉強会をして頂きました。
眼内レンズとは、白内障手術時に摘出する水晶体の代わりに目の中に挿入する人工のレンズです。
眼内レンズには単焦点、多焦点レンズがあります。
従来の多焦点(2焦点、3焦点)眼内レンズは、特定の距離にのみ焦点が合うものですが、
テクニスシナジー(TECNIS Synegy)は近方(33㎝)から中間距離、遠方まで連続的した焦点を結ぶレンズです。
テクニスシナジーのレンズの構造はテクニスマルチフォーカルとテクニスシンフォニー 2つテクノロジーを組み合わせた眼内レンズです。
テクニスマルチフォーカル ・良好な近方視力
(2焦点眼内レンズ) ・妥協のない遠方視力
・瞳孔径に依存しない見え方
テクニスシンフォニー ・焦点深度による連続的な視機能
(焦点拡張型多焦点眼内レンズ) ・ChromAlign Technology/色収差の補正
・瞳孔径に依存しない光学部設計
テクニスシナジー(連続焦点型眼内レンズ)
遠方から近方まで連続的で広い明視域
コントラスト感度が低下しない鮮明な見え方
昼夜を問わず高い視機能
現在パソコン、スマートフォンを始めとする電子機器類が普及し日常生活において無くてはならない存在になっています。それに伴いLED光源に多く含まれる紫色光の放出による余剰な光の散乱が課題でしたが、テクニスシナジーには紫色光カットフィルターがある為より質の高い見え方が提供されます。
白内障手術後にも手元から遠くまで不自由なく見ることが求められる場面が増えています。自分のライフスタイルにあったレンズの種類が選べる時代です。
当院でも多焦点眼内レンズテクニスシナジーを取り扱っていますのでお気軽にご相談ください。(手術代は医療保険診療、眼内レンズ代は自由診療となります。)