アデノウイルス感染症

やまぐち眼科のホームページを見ていただきありがとうございます。
事務長山口です。
コロナウイルスが勢力を増しているように感じています。暑い夏ですが、マスクなどの感染防止対策を続けることは大切ですね。

さて、今回はアデノウイルス感染症についてです。
アデノウイルスによって目に生じる感染症で「アデノウイルス結膜炎」「はやり目」「プール熱」などと呼ばれています。
接触感染により流行し、感染してから症状が出るまでに数日から2週間ほどかかります。主な症状は充血、目やにの異物感、まぶたの腫れなどです。
眼科では結膜の状態を確認してウイルス検査をします。結果が陽性なら診断が確定ですが、陰性であってもアデノウイルスを否定できません。また、症状が出ている期間は通園、通学が禁止になります。
個人差はありますが、症状は発症後2週間程度で改善していきます。しかし、角膜の点状混濁や偽膜形成による後遺症の発生に注意が必要なので、自覚症状がなくなっても再度の受診をお願いしています。

アデノウイルスは感染力が非常に強いため受付時に症状をお聞きして隔離させていただいています。
院内感染予防のためにご理解、ご協力ください。

 

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